著者: 池田 謙一
タイトル: コミュニケーション

【第二章 個人の情報処理から対人的情報処理へ】


説得コミュニケーションに関して、かなり研究が進んでいて、メッセージ内容を自分で吟味して判断する場合と、


例えば、専門家の言うこと=正しいこと、としてショートカットする場合の大体二つに分かれるごたるね。


で、社会的リアリティを獲得するためのコミュニケーションでは、コミュニケーション=ゲームとして、


一方向的ではなく双方的な関与によって社会的リアリティが産まれる、とある。


で、社会的リアリティ獲得のためには相手に関する知識にあったメッセージを交換する調整作業、


チューニングが行われる、と。


つまり、会話はチューニングの過程を表しとるとね。


で、お互いのコミュニケーション前提が共有されると同時に、社会的リアリティが獲得されていくと。